語学学習のヒント

言語、文法、スタイル、語彙に関する専門家のヒントを得よう!

一目置かれる存在に!ビジネスで使える英語の自己紹介フレーズと挨拶

by
4 12月 2011
一目置かれる存在に!ビジネスで使える英語の自己紹介フレーズと挨拶

公開:2011年12月05日/更新:2016年8月16日

国際化が進む現代では、ビジネスの場面で海外出身の人と話したり、一緒に仕事したりする機会もそう少なくありません。そういった場面で、スムーズに挨拶や自己紹介が出来たらいいな、と誰もが思うでしょう。いくら日本語での対応に慣れていても、英語でのマナーや自己紹介の方法は事前に勉強をしておきたいもの。いざという時に、焦ってしまわないよう、完璧にマスターしておきましょう!

英語で自己紹介(ビジネス編)

目次

1.海外流の挨拶の仕方を理解しよう

2.ビジネスで使える自己紹介フレーズ

3.自己紹介後の会話を広げるフレーズ

4.英語は完璧でなくても大丈夫!良い印象を持ってもらうことに集中しよう

 

海外流の挨拶の仕方を理解しよう


日本流とはちょっと違う海外流の挨拶。
それぞれの国にとって、仕方が違うものの、ビジネスの場では最も共通しているスタイルをまずは覚えましょう。

 

笑顔とアイコンタクトを忘れずに!

初めて会う人とは、必ずアイコンタクトをとりながら笑顔で迎えましょう。相手の目を見ないのは失礼に当たるので要注意です。その時に、あなたが座っている場合、立ち上がるのもお忘れなく。

 

握手は、痛がらない程度にしっかりと

笑顔で迎えたら、さっそく自分の名前を伝えて、握手を交わしましょう。実は普段、私たち日本人がしている握手は弱すぎる傾向があります。握手が弱いと、やる気が無いと思われてしまう可能性もあるため、ほどよく強くを意識してみましょう。マナーとして、目上の人が先に手を差し出します。握手をする時に相手も名乗ってくれるはずなので、復唱するとより印象が良くなります。

 

他の人への紹介もお忘れなく

そのあと、もし他の人にも相手を紹介する場合、下記のようなフレーズを使ってみましょう。

●I would like to introduce you to~.

「あなたに~をご紹介しましょう」

●It is pleasure to introduce you to~.

「~にご紹介できて光栄です」

●This is 〜.

「こちらは〜です」

その時に、紹介したい人の役職なども英語で言えるようにしておくとより良いです。

 

名刺の交換は挨拶後もしくは別れ際に

名刺交換を行う場合、日本では名乗るときに渡しますが、英語ではルールが違います。挨拶が終わったあとの会話中や、別れ際に交換します。通常、ゲストから渡してくれますがタイミングを逃しそうになってしまったら、「Could I have your business card?(名刺を頂戴できますか?)」「May I give you my business card?(名刺をお渡ししてもいいですか?)」などと声を掛けてみましょう。必ず両手で受け渡しをし、特徴的な名刺だった場合などには、ちょっとしたスモールトークをしてみるとより印象に残るでしょう。国によっては名刺はあくまでも名前が書かれた紙切れという認識なので、そのあと名刺にメモを取られたりしても驚かないようにしましょう。

 

プライベートなことは相手をよく知ってから

初めて会った際、相手のことを色々と知りたい気持ちもわかりますが、あまりプライベートな質問は避けるようにしましょう。人間関係が構築できるまでは待ってください。

 

ビジネスで使える自己紹介フレーズ


では、続いてビジネスで使える英語の自己紹介フレーズを見ていきましょう。

 

初めの挨拶

 

初対面で良い印象を持ってもらうにはまずは挨拶が大切です。挨拶をする時には、笑顔とアイコンタクトを忘れずに!

 

●Hello.

「こんにちは」

●How are you?

「お元気ですか?」

●Good afternoon.

「こんにちは」

●Nice to meet you.

「はじめまして」

●It's a pleasure to meet you.

「お会いできて嬉しいです」

●Great to finally meet you.

「やっとお会いできて光栄です」
※前からメールなどで連絡をとっていた場合

 

私の名前は~です。

 

相手に聞き取ってもらえるよう、少しゆっくりとわかりやすく発音をしましょう。

●I’m 〜.

「私は〜です」

●My name is 〜.

私の名前は〜です」

 

もし、難しい名前で発音しにくそうだったり、覚えにくそうと思った場合は、呼びやすいニックネームも一緒に教えて上げると良いでしょう。(ケンイチロウさんなら、Ken。アユミさんなら、Amyなど。)

 

私は、△△会社に勤めています。

 

●I work at △△.

「私は△△で働いています」

●I work for a company called △△.

「△△という会社に勤めています」

 

一般的に知られていない社名ではない場合、「〜という会社」という言い方ができ、そのあとにどういった会社なのか説明をしてあげましょう。

 

私は、〇〇部署の××(役職)です。

 

●I’m in the sales department.

「営業部に所属しています」

●I’m the manager of the marketing department.

「マーケティング部のマネージャーです」

●I'm responsible for quality control.

「品質管理を担当しています」

具体的にどのような仕事をしているかは、上記のようなフレーズを使うことができます。

 

覚えていないとなかなか出てこない英語での役職や部署名も一緒に覚えておきましょう。

部署

Accounting Department経理部
Customer Service Departmentカスタマーサポート部
Finance Department財務部
General Affairs Department総務部
Human Resources Division人事部
Legal Department法務部
Product Planning Department製品企画部
Sales Department営業部

役職

President社長
Senior Vice President副社長
Chief Executive Officer最高経営責任者
General Manager本部長
Manager / Director / Head of Department部長
Section Head係長
Section Chief課長
Supervisor / Chief主任
Assistant補佐
Staff一般社員
Trainee見習い

 

経歴に関する表現

 

その場でこれまでのキャリアや今の会社での経歴について話す機会があるかもしれません。そんな時は下記のフレーズを使ってみましょう。

●I have been working for △△ Company for 2 years now.

「△△社で働いて2年になります」

●I worked in the sales department for the previous 5 years.

「過去5年間、営業部で働いていました」

●I spent my last 3 years in the accounting section.

「過去3年間、経理部に所属していました」

 

締めの言葉

 

日本人としては言いたくなる「よろしくお願いします」の一言ですが、実はこの便利表現はぴったりの英語のフレーズはありません。代わりに使えるフレーズを覚えておきましょう。

●I look forward to working with you.

「一緒に働けることを楽しみにしています」

※I’m looking forward to… だと、カジュアルなニュアンスになります。

●We look forward to do business with you.

「あなたとお仕事をすることを楽しみにしています」

●I appreciate you coming.

「来てくださり感謝いたします」

まずはどれか一つを完璧に言えるようになれば大丈夫です!次の機会までにパターンを増やしておきましょう。

 

自己紹介後の会話を広げるフレーズ


自己紹介の後もせっかくなので会話を続けてみたいですよね。初対面でプライベートなことを聞くのは避けたいので、以下のような質問にしてみましょう。

 

この場所はすぐに見つかりましたか?

 

●Did you have any trouble finding the office?

「オフィスを見つけるのは大変でしたか?」

●I hope you had no trouble finding us.

「ここに来るのに大変ではなかったといいのですが」

●Was it easy to find us?

「ここに来るのは簡単でしたか?」

●Any problems finding us?

「ここに来るのに苦労しましたか?」

“trouble”や“problems”の前にsomeを付けたくなるかもしれませんが、仮定している時はanyになります。

 

フライトはどうでしたか?

 

出張や旅行の時に必ず聞くお決まりのフレーズですね。機内で見た映画の話なんかも盛り上がるかもしれません。

●How was your flight? 

「フライトはどうでしたか?」

●How long did it take?

「どのくらい掛かったのですか?」

●How was the food?

「機内食はどうでしたか?」

●Did you get enough sleep?

「充分寝れましたか?」

 

日本は初めてですか?

 

●Is it your first time visiting Japan?

「日本に来るのは初めてですか?」

●Is this your first time in Japan?

「日本は初めてですか?」

●Have you been to / visited Japan before?

「以前、日本に来たことがありますか?」

 

どこに滞在しているのですか?

 

滞在場所を聞いたら、その近くにある観光名所や美味しいお店なんかも言えればより話が弾むはずです。

●Where are you staying?

「どこに滞在しているのですか?」

●What’s the name of your hotel?

「なんという名前のホテルですか?」


 

どれくらいの滞在予定ですか?

 

●How long are you staying?

「どのくらい滞在するのですか?」

●How long do you plan to visit?

「何日くらいの滞在ですか?」

 

観光はするのですか?

 

仕事で来日している場合、なかなかプライベートな時間を持つことが難しい場合もあるかもしれませんが、せっかくなので訪れる場所をいくつか言えるようにしておきましょう。

●Will you visit anywhere else while you are here?

「滞在中他にどこか行く予定ですか?」

●Is there something you plan to see?

「どこか見たいものはありますか?」

●Is there somewhere you want to go?

「どこか行きたい場所はありますか?」

●Is there anything you want to do?

「何かやりたいことはありますか?」

 

英語は完璧でなくても大丈夫!良い印象を持ってもらうことに集中しよう


いかがでしたか?初対面の人、しかも英語での自己紹介や会話となると誰もが緊張するものです。うまく話せないからと目線を合わせなかったり、小声になってしまうのではなく、相手の目を見て自信を持って話せば好印象を残せるはずです。ビジネスの場では特にその後の関係にも繋がっていくので、相手を思いやる気持ちを持って会話を始めれば、きっと良い人間関係を築くことができるでしょう。

 

ビジネス英語コース

ビジネスで必要な英語が学べるコースが2週間から受講可能。

詳しくはこちら

最高の自分になりたいですか?
top view people hands

他では体験できない語学冒険の第一歩を踏み出してみましょう!語学を学んで、新たなチャンスを引き出し、成功を手に入れましょう!

タグ

Share this article