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イングランドとイギリスの違い

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4 4月 2024
UK

スポーツなどの国際試合でイングランド代表が活躍しているのを見たことがある人も多いと思います。イングランドは、すなわちイギリスを意味しているのでしょうか?本日はイングランドとイギリスの違いをご紹介します!

 

イングランド=イギリスではありません!

 

私達が普段イギリスまたは英国と呼んでいる国の正式名称は、THE UNITED KINGDOM OF GREAT BRITAIN AND NORTHERN IRELAND、日本語では「グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国」と称される連合王国です。

イギリスは4つの国からなる連合王国で、それぞれの国が首都、国旗を持っています。タイトルに挙げたイングランドも、イギリスを構成する4つの国の一つです。

イギリスを構成しているのは、イングランドウェールズスコットランド、そして北アイルランドの4カ国です。1707年にスコットランドとイングランド王国が一つの国として合併され、グレートブリテン連合王国となりました。当時ウェールズは、イングランドの一部でした。

1801年にグレートブリテンおよびアイルランド連合王国となり、アイルランドが参入します。1922年にアイルランドが国として独立し、北アイルランドだけが残ることとなります。そして現在のグレートブリテンおよび北アイルランド連合王国となるのです。

国際的なスポーツの試合では、4カ国がそれぞれがエントリーするため、先述でご案内したように「イングランド代表」や「ウェールズ代表」として参加しています。

現在イギリス本土には、全76都市があり、そのうち55都市がイングランド。スコットランドが8都市。ウェールズが7都市、北アイルランドは6都市となります。では、イギリスを構成する4カ国それぞれの特徴をご紹介します!

 

イギリスを構成する4カ国の特徴:

 

イングランド

England

イングランドは、イギリスのグレートブリテン島において、南部の大部分を占める国で、イギリスの政治や経済の中心です。イギリス自体の首都であるロンドンを始めとした、マンチェスターやバーミンガムなどの主要都市があります。イングランドの国旗は、白地に赤い十字架の聖ジョージ旗です。

 

スコットランド

Scotland

スコットランドは、グレートブリテン島本土の3分の1を占め、人口は約500万人で、面積は約8万平方km。日本の北海道とほぼ同じくらいの面積です。首都はエディンバラで、青地に白の斜め十字帯が特徴の生アンドリュー旗を国旗として掲げています。近年はイギリスからの独立運動が盛んで、今後の動向が注目されています。

 

ウェールズ

Wales

ウェールズは、グレートブリテン島とアイルランド北部からなる島国で、美しい田園風景が広がっています。ウェールズという呼称は、ウェールズを侵攻したアングロ・サクソンジンの人々がつけた呼び名で、「異邦人」という古語に由来しています。首都はカーディフで、白と緑の背景に赤いドラゴンが描かれた国旗を掲げています。

 

北アイルランド

Northen Ireland

北アイルランドは、アイルランド島の北部を占める国で、面積は約1万4,310平方kmと、福島県と同程度の大きさです。北アイルランドは1922年にアイルランドがイギリスから独立する際に、宗教などの違いからイギリスにとどまった北部の地域です。首都はベルファストで、白地に赤い斜めの十字帯である聖パトリック旗を国旗として掲げています。スコットランド同様に、独立運動が盛んで今後の動向が注目されています。

 

 

イギリスで使用されている英語には、階級や人種および地域独自の言語が英語に影響を及ぼしています。一節によるとイギリスだけでも約43のアクセントと方言があると言われています!各アクセントの違いや、その背景については、こちらの記事を御覧ください!

イギリスの方言・アクセントについて知ろう!

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今回は、イギリスを構成する4カ国および、その特徴をご紹介しました!気になる都市またはカプラン校は見つかりましたか?複数の都市で悩んでいる・どの都市にすればいいか全くわからないなど、留学先の決定に関するご不明点やご質問に関しては、いつでもお気軽にお問い合わせください!カプランの留学アドバイザーが、あなたの留学に関するどんなお悩み事でも解決します!