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海外で働き続けるために求められる英語力レベルとは?|社会人留学体験談

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7 2月 2019
ロンドン社会人留学・体験談

「人生100年時代」と言われる今、その働き方、人生の捉え方が変わりつつあります。そこで昨今注目を集めているのが「リカレント教育」。なかでも40代以降の大人世代の間で注目を集めているのが、「語学留学」と「大学院進学」の2つが再び注目されています。ここではこれまでのさまざまな社会人経験を積んだ“大人の学び直し”留学体験談をご紹介します。
第3回目は、長年インドネシアのジャカルタで独立行政法人国際協力機構(JICA)の仕事に従事する間澤友紀子さんが、短期集中でイギリス留学を選んだ背景についてお話を伺いました。個人の能力を更新し続けるその意識の先に留学は何をもたらしたのでしょうか。

社会人留学・間澤友紀子さん


無我夢中で過ごした、ロンドンでの仕事体験


―現在インドネシアで大きなお仕事に携わられておりますが、イギリス留学を選ばれたその背景は何だったのでしょうか。

イギリスのロンドンには、1997~1999年の2年間滞在し、学校に行ったり、ホテルのレセプションにて1年間働いた経験があります。2006年にも1年間滞在し、英国国際教育研究所(IIEL)で学びました。その後は日本で企業勤めや青年海外協力隊でボランティアに参加したりして、2009年から2017年まで従事していたインドネシアのジャカルタでJICA関係の仕事も、年休は殆ど日本への一時帰国に使っていたので、大好きなイギリス、ロンドンとは全く縁がない生活になってしまいました。そのプロジェクトも2017年11月に終了し、次回の契約が2018年2月から始まる予定だったので、長期休暇を利用し英語のブラッシュアップの為、短期留学を決心しました。
 

―イギリスでもお仕事をされていたのですね!当時、ロンドンで働くとはどんな感じだったのでしょうか?

当時ロンドンのホテルで働いていた時はとにかく海外で働くことが夢だったので突っ走っていただけでした(笑)1年目はLondon Hotel Schoolで学びながら、The Montcalm Hotel Nikko London(現在のThe Montcalm London Marble Arch)でアルバイトをする機会にも恵まれました。2年目は、Intercontinental Forum Hotelでフルタイムのレセプションとして働いたのですが、当時はEメールも発達していなかったので、ホテルに直接履歴書を持参しました。今考えるとかなり無謀な事をしていたと思います。海外で働く事は夢見ていても、やはりある程度の準備が必要だったとは思いますが、「現地では行動あるのみ!」でした。ロンドンのホテルスタッフは自分も含めてとにかく外国人だらけでしたので、自分ひとりが外国人という事は全く感じませんでした。
 

―その行動力がすごいです。早くからイギリスに魅せられていたのですね。

とにかく夢が叶い、ロンドンのホテルのレセプションに立っている事は嬉しかったけど、当然の事ですが、全て英語での仕事は大変で無我夢中の毎日でした。

 

昔に比べて身近になった語学留学


ー話は戻りますが、常に忙しく働く社会人にとって、留学の準備を進めたり出発前に語学力をつけるのは容易ではないという意見もあります。今回の留学は、どのように情報収集や準備を進めましたか? 

私が従事している仕事は、プロジェクトが終了する前が特に多忙になります。なので、今回は学校情報の収集はおろか、英語の勉強も正直全くしていなかったのです。学校選びは、「短期留学でもビジネス英語を学べる」カプラン ロンドン レスタースクエア校を口コミで知り、「ここにしよう!」と即決しました。求めていたものが明確だったことも決断に拍車をかけました。英語学校のキーワードが「ロンドン」、「大人」、「ビジネス英語」だったのでまさにぴったりでした。そしてソールメイトともいえる友人からの口コミは、まさに大きな決め手でした。余談ですが、10年前にLondon Hotel Schoolに申し込んだ頃は、郵送で申し込み書を送ったり、Citi Bankで海外送金したり、ものすごく大変だったのを覚えています。でも、今はネットで全て手続きができて、昔より気軽に留学できる時代になったなと実感しましたし、留学がこんなに身近になったんだと思いましたね。
 

―ご友人からの口コミほど確かな情報はありませんね!当校をお選びいただき嬉しいです。実際の授業や留学生活はいかがでしたか。

カプランでのクラス編成は10人から12人程度です。私のクラスはUpper Intermediate(中級(上))で会話力を中心としていました。特別に用意されたテキストがあり、グループでのディスカッションが多くありました。その他、選択科目にビジネス英語を選択していたので講師の指導のもと、リーディング、リスニングの練習をし、課題に沿ったプレゼンテーションを行ったりと、バライティに富んでいたので、飽きることはありませんでした。授業の他にも宿題があり、日々取り組んでいました。クラスメートの皆さんはとてもフレンドリーで当初想像より年齢層が低く感じることもありましたが、年齢的な差を感じることはなかったですね。

カプラン レスタースクエア校のビジネス英語
ビジネス英語のクラスは国際色豊か


 

―充実したご留学生活であったことがうかがえます。留学後、英語力の向上を感じられることはありますか?

現在携わっている2018年2月にスタートしたプロジェクトは、知的財産関連で高度な英語力が必要であり、TOEICのスコアも最低860は必要と言われておりました。前回の仕事は殆どインドネシア語で行っていたので英語はすっかり忘れておりました。4週間の英語漬けの生活のおかげで、語学留学終了後、10年ぶりに受けたTOEICも865点(リスニングは満点)となんとか今回の仕事に要求されていたスコアを取得できました。大きな成果だと思いますが、残念ながら、現在の仕事もインドネシア語ばかりで、殆ど英語は使っていないのです。でも短期語学留学をしたことは全く後悔しておらず、現在の契約が終了したら是非またカプランで、英語のブラッシュアップの為、学びたいと考えています。

社会人留学・間澤友紀子さん
フレンチカリビアンの友人が初めてお箸を使い、激辛中華に挑戦


英語があることで広がる選択肢


―今後の展望をお聞かせください。

現在自身が担当しているプロジェクトは本当に忙しくて、仕事では英語よりインドネシア語のほうが必要です。正直英語の勉強はさぼり気味でインドネシア語の習得に力をいれることも多々です。しかし、JICAのプロジェクトはアフリカ、アジア、中東等にもあるので、英語さえできれば他の国でもチャンスがあります。現地語ができたほうが、選考の際アピールができるので、今までインドネシアのプロジェクトに携わってきましたが、いつかはインドネシア以外の国でも仕事はしてみたいと思っています。その為にも、英語の勉強を続けなければならないと考えています。カプランでは在学中に申込をすれば、1年間カプランのオンライン学習ツール(K+OnlineとK+Online Extra)を利用できることも知りました。なかなか良い教材だったので次回登録して常に学べる状況を自らつくりたいですね。
 

ー最後に、海外で仕事をしたい方に向けて、アドバイスはありますか?

現在は、インドネシア在住で現地の方が秘書でついてくれていますが、ジャカルタの交通状況は悪く、渋滞のせいで遅刻が当たり前のようになっており、効果的な注意の仕方に悩まされています。注意をするときは、お互いの母国語ではない英語を使うようにするなど、英語力+αのソフトスキルの重要性を感じています。それは海外で働くだけではなく、日本でも同様かと思いますが人の上に立つこと、マネージメントの難しさを痛感しています。また国際協力などの分野でお仕事を希望される場合は政府派遣である為、日本・その他国の二国間調整なので責任もあります。仕事上心かけているのは、やはりコミュニケーションを大切にすることです。
 

取材を終えて

長年海外でお仕事をなさられてきた間澤さんの物腰は大変柔らかく、実直で取材班も間澤さんの人間力にすっかり魅了されました。他国に身を置き言葉を駆使するほどに、新たな能力が常に開花することを教えていただきました。英語を学ぶ、その先にある人生はとても豊かなことですね。
 

●間澤さんが留学したセンター

Kaplan International English ロンドンレスタースクエア校(イギリス)

社会人向けのアクティビティもある、25歳以上を対象にした落ち着いた雰囲気のセンター。ロンドンの繁華街から程近く、センターの周りにもカフェやレストランがたくさんあります。更にセンターの前には、有名な絵画のコレクションがあるナショナル・ポートレート・ギャラリーやナショナル・ギャラリー(しかも入館料無料)があり、やることや見所がたくさんあります。

カプラン ロンドン レスタースクエア校

 

カプランのイギリス語学留学