ロンドンの夏の風物詩といえば、ウィンブルドン!!
日本のスーパースター、錦織選手は残念ながら棄権してしまいましたが、まだまだテニスの戦いは終わってはいません!
有名なテニスプレーヤーたちが、優勝のトロフィーを賭けてアツいバトルを繰り広げています。
テニスファンの方はもう既にお気づきかもしれませんが、ほとんどのテニスプレーヤーが出身国関係なしに英語が堪能ですよね。
もちろん、テニスを始めたからといってすぐに英語が上達するという意味ではありません。
有名なプレーヤーたちが何故、あんなにも英語が堪能なのか・・・。
それは、ロンドンのウィンブルドン、ニューヨークのUSオープン、メルボルンのオーストラリアオープンなど、世界的に有名なテニスの大会4つのうち、3つが英語圏で開催されているからです。
試合のたびに、選手たちはインタビューや会見で英語を話さなければならない為、高い英語力が必要となります。
だからといって英語を習得するためにプロのテニスプレイヤーになる必要ももちろんありません。
ちょっとした英語の専門用語などを覚えておくだけで、試合の流れをスムーズに把握することができ、より楽しむことができます。
そこで本日は、テニス観戦時やプレー時にちょこっと役立つテニスの専門用語をご紹介したいと思います。
Deuce:デュース
得点が40-40となった状態をデュースといいます。この後、どちらかが2ポイント差をつけるまでゲームは続きます。
ちなみに、このデュースという言葉は、12世紀にフランスで使われ始めたのが始まりだといわれています。
その頃は、ラケットの代わりに手を使用し、テニスのようなスポーツを楽しんでいたようです。
例文:
“Andy Murray wins the point, which takes the score to deuce.”
Serve:サーブ
みなさんも既にご存知だと思いますが、ポイントの最初のショットをサーブと言います。
このサーブは、名詞としても動詞としても使用されます。
例文:
“Federer started the match with a good first serve.” (名詞)
“Federer served the first point.” (動詞)
Let:レット
レットとは、もう一度やり直す際に使用される用語です。
サーブでネットに触れたボールが特定のエリアに入ってしまった際に、やり直しを伝える為の用語です。
例文:
“Was that shot in?” “I don’t know – let’s play a let.”
Love:ラブ
テニスの試合中、‘ラブ’という言葉を良く耳にすると思いますが、そこらじゅうに愛が溢れているという意味ではありません。
この‘ラブ’は、‘ゼロ’という意味で、フランス語のl'oeufという言葉が元だそうです。
でもなぜそもそも、フランス語の‘ラフ’が‘ゼロ’になったのか・・・?
というのも、フランス語のl'oeufは卵という意味で、ゼロの形が卵に似ているところからきたそうです。
面白いですね~!
例文:
“I was winning fifteen-love at the start of the second set.”
Pimm's:ピムス
イギリスの夏といえばPimm'sというほど、イギリスの人々に愛されているお酒、Pimm's。
特に、ウィンブルドンではこのPimm'sを飲んでストロベリーとクリームを食べるのが定番のようです。
もっともスタンダード且つポピュラーなメーカーのものはジンベースで作られていて、
そこに、レモネード・ストロベリー・キュウリ・ミント、もしくは自分の好きなフルーツを入れれば最高のドリンクの完成です!
ウィンブルドンを観戦予定の方は、下の写真のお酒を見つけて、是非試してみてください