論文やレポートを書いたことがある人は多いでしょう。そしていかに大変で、時に面倒なことであるかはご存知のことだと思います。その上で母国語以外で学術的なエッセイを書くことを想像すると、考えるだけでお手上げの人も多いのではないでしょうか?
自分の主張を読み手に正しく伝えることと、読み手を感動させることは全くの別物です。
きちんと構成され、裏付けされた論旨があれば、必ず教授を始めとした指導者の印象に残ります。
本日は英語でよりプロフェッショナルで学術的なエッセイを執筆する際に役立つ英単語をご紹介します!
要点を伝える際の表現方法
In order to
使用例: “In order to understand X, we need to first understand A” 「Xを理解するために、まずはAを理解する必要がある」
To put it simply
使用例: “To put it simply, X means that A is not possible” 「簡潔に言うと、XはAが不可能であることを意味します」
In other words
使用例: “I always get compliments when I wear my black hat. In other words, I look great in my black hat.” 「黒い帽子をかぶっていると、いつも褒められます。つまり私は、黒い帽子がとても似合うということです」
特に重要な点を伝える際の表現方法
Therefore
使用例: “Therefore, X proves that A is not possible” 「したがって、XはAが不可能であることを証明します」
This suggests that
使用例: “Academic A states that the world is round. This suggests that earth is in fact a globe” 「学者Aは、世界は丸いと述べています。このことは実は地球が円形であることを示唆しています」
Significantly
使用例: “Significantly, this piece of evidence shows that…” 「著しく、この証拠が示しているように」
Importantly
使用例: “Importantly, this piece of evidence shows that…” 「重要なのは、この証拠が示しているように」
Notably
使用例: “Notably, this piece of evidence shows that…” 「注目すべきは、この証拠が示しているように」
追加情報・証拠の提示をする際の表現方法
Furthermore
使用例: “Furthermore, this evidence suggests that...” 「更に、この証拠は次のことを示唆しています」
Similarly
使用例: “Academic A states that X is important, similarly, Academic B’s thesis also believes that X is important” 「学者AはXが重要であると述べ、同様に学者Bの論文もXが重要であると述べています」
Likewise
使用例: “Academic A states this, likewise, Academic B also supports this” 「学者Aはこのように述べ、同様に学者Bもこの主張を支持しています」
For instance, / for example
使用例: “Some animals do not need parenting when they are born. For instance, snakes are born with a natural survival instinct” 「生まれた時に、子育てを必要としない動物もいます。例えば、ヘビは生まれながらに、生存本能があります」
議論に対して反論を主張する際の表現方法
However
使用例: “Academic A believes that X is real, however, we can see from Academic B’s research that perhaps X is not real” 「学者AはXが実在すると主張しているが、学者Bの研究からXが実在しないことが分かる」
Alternatively
使用例: “Academic A believes that X is real, alternatively, we can see that Academic B’s research suggests something different” 「学者AはXが実在すると信じている、あるいは学者Bの主張が異っていることを示唆している」
By comparison
使用例: “Scholar A states that X is beneficial. By comparison, Scholar B stated that X was a detriment to society” 「学者AはXが有益であると述べている。それに比べて学者BはXが社会にとって害悪であると述べている」
On the other hand
使用例: “Scholar A states that X is beneficial. On the other hand, Scholar B stated that X is a detriment to society” 「学者AはXが有益であると述べている。その一方で学者BはXが社会にとって害悪であると述べている」
Yet
使用例: “Scholar A states that X is beneficial, yet when we look at Scholar B’s thesis, we can see how X can also be a detriment to society” 「学者AはXが有益であると述べているが、学者Bの論文を見るとXが社会にとって害悪であると述べている」
エッセイを締めくくる際の表現方法
In conclusion
使用例: “In conclusion, this argument shows X and Z” 「結論として、この議論では、XおよびZが~」
To summarize
使用例: “To summarize, this argument shows X and Z” 「要約すると、この議論ではXとZが~」
All things considered
使用例: “All things considered; this essay proves that X is not plausible” 「すべてにおいて、このエッセイはXが最も適していないことを証明している」
これらのフレーズを学び、正しく使うことで、エッセイがよりプロフェッショナルなものになり、自身のアイデアとスキルに自信を持って主張することができるでしょう。
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