僕はミシガン出身で今はサンフランシスコに住んでいる。実はこの間に日本の大阪で3年過ごしているんだ。そこで僕は英語教師をしていたんだけど、“すばやい決断”のもとに、大阪行きを決めたんだ。
僕は修士課程を終えたところだったんだけど、当時アメリカでは雇用の見込みが厳しかったんだ。国家は金融危機によって破壊されていた。国際政治学の修士号をもっていても、僕が夢みていた、手厚い手当てのある高給な仕事には就くことが出来なかったんだ。
ある春の夕刻、軽度の不安による発作を起こしてまい、その後に僕は日本に行き英語を教えようと決断したんだ。僕は前からずっと日本に行ってみたかったし、本当に仕事が必要だったんだ。そのとき、今が飛躍の時だと感じた。日本語はしゃべれなかったし、文化も歴史もほんの少ししか知らなかったけど、この決断にはあまり悩まなかったよ。
日本について知ってた事は僕の父親(フォードで働いている)が1995年の東京モーターショーのお土産として、おもちゃのロボットと車の雑誌、空手着を持ち帰って来て以来、日本は世界の他にはない独自のものを持っているんだと言う僕の想像力を掻き立てたんだ。日本へ行くと言う決定は即決されたが、僕は全く後悔しなかった。そこでの3年間で僕は多くを学び、そして、それは全て“すばやい決断”のお陰だった。
それ以来、僕は次々と“すばやい決断”をすることを選択して生きている。ベストだったりそうじゃなかったりだけど。“すばやい決断”をくだす時は注意が必要だけど、とにかくやってみるといいと思うよ!