今日は、大学3年生の時に半年休学をし、イギリスのケンブリッジで9月から5月までジェネラルアカデミックイヤー(8ヶ月)コースを受講した秋穂さんにお話を伺いました。大学を休学してまで長期留学を決めた理由、イギリスでの生活、帰国後これからの夢などを3回に渡りご紹介したいと思います。
秋穂さんのプロフィール
慶應義塾大学で社会学専攻。小さい頃から海外の文化や言語に興味があり、いつの日か海外留学をすることを目指す。大学入学と同時にその夢が膨らみ休学を決心しケンブリッジに長期留学の夢を実現。
- 秋穂さんが海外長期留学を目指したきっかけを教えて下さい。
もともと海外に興味があり、自分とは違う人種や文化に触れてみたいといつも思っていました。父が海外出張が多い仕事だったので、色んな話を聞く中で海外に対する憧れみたいなものは小さな頃からありました。大学に入ってからさらにその夢は膨らみました。また、就職活動の時に英語が出来ないことを理由に可能性を狭めたくなかったので、大学在学中に留学をしようと決心しました。長期で留学した理由は、「流暢な英語を話せるようになる」という目標もありましたが、海外での生活をじっくり味わってみたかったからです。その土地に腰を据えてイギリスの文化を肌で感じ、色々な国の人と出会って自分の視野を広げることは私の将来にとってとても大切だと思ったからです。
- どうして大学を休学して語学学校に留学をしようと思ったのですか?
大学にも交換留学の制度はありますが、帰国子女やそれと同等レベルの英語力が必要でした。そこで他の留学方法はないかと色々と情報を集めるうちに、知り合いからKaplanを紹介されました。実はKaplanのことは聞いたことがなかったのですが、学校のことを調べていくうちに、真剣に英語を勉強をする環境が整っていると思いKaplanに決めました。あと国籍割合もよく、日本人の割合が他の学校に比べてすごく少ないことも決め手になりました。
- 休学することに不安はありましたか?
全然なかったです。周りを見ても休学して留学している人や、浪人した人がたくさんいましたし、留学のために一年卒業が遅れることは、この先の長い一生の中できっとプラスになると思ったので抵抗は全くなかったです。それより「海外で自分を試してみたい」という思いのほうが強かったです。
- 留学することに対してご両親から少し反対があったようですが、どのように説得をされましたか?
最初は語学学校のイメージが湧かなくて、「8ヶ月も英語の勉強だけをしに海外にいくの?」という思いはあったようです。私は受験勉強で英語をかなり勉強しましたが、リスニングやスピーキングが苦手なことを自覚していました。将来何をするにも英語でのコミュニケーション力があることは有利になること、それには海外で生活し語学学校できっちりと英語の勉強をすることが大事なことを説明し、絶対に流暢な英語力を身につけて帰ってくる約束をしました。海外で生活をすることで英語漬けの毎日を送り、様々な国籍の人とも出会える。これは、日本にいると絶対できない経験で、今しか出来ないかけがえのない貴重な経験になることだと説得しました。
また、Kaplanの留学カウンセラーと相談する中で、レッスンはコミュニケーション力を重点的に伸ばし、生徒のレベルに応じて「英語の資格試験のためのコース」や「ビジネス英語」など将来仕事で役立つ英語を学ぶ機会もあることなどが分かり、両親も納得し最後には応援してくれるようになりました。
- どうしてイギリスのケンブリッジに留学先を決めたのですか?
私が日本で勉強してきた英語はアメリカ英語でした。勉強をしていくうちに英語は国によって発音も言い回しも違うことを知り、その違いに興味が湧いてきました。それで、やはり「英語」が生まれた国「英国」で本場の英語を学んでみたいと思ったからです。また、ヨーロッパに興味があったので、イギリスを拠点に色んな国に行けたらいいなと思ったのも理由です。ケンブリッジにしたのは、最初から大都会に行くのは少し怖かったこともあり、治安のいいイギリスらしい街ということでケンブリッジにしました。
- 留学するにあたって目標は立てましたか?
スピーキングとリスニングが苦手で、そこを上達させるための海外留学だったので、留学中は何にでも挑戦して迷わずに話しかける、わからないことは何でも質問する、間違っても恥ずかしがらず前向きに頑張る!ということでした。両親と約束した「帰国時には必ず英語でコミュニケーションをとることができる」ようになるために、どんなことにもチャレンジするつもりでいました。
- 出発までに何か準備はしましたか?
参考書で勉強したり、映画を見たり、オンラインの英会話レッスンもしました。今思い返してみて到着後に実際役立ったかというと、あまり役立たなかったというのが正直なところです(笑)。でも留学前に準備を心がけたことで、イギリスに到着してからも心の準備はできていたので、すごく不安になることはありませんでした。
いよいよイギリスへ出発です。イギリスでの学校生活や滞在については次回お届けします!