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アメリカンコメディとブリティッシュコメディの違い:英語学習に役立つのはどちら?

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27 8月 2015
アメリカンコメディとブリティッシュコメディの違い

 

英語学習は、ただ単語を覚えたりひたすら勉強することではありません!
英語でテレビや映画を見ることは、英語学習にとても役立ちます。
特に、コメディは楽しんで見ることもできますし、その国のお笑いの文化を身をもって感じることができるのでおススメです。

ただみなさんもご存知のように、アメリカイギリスでは英語のアクセントも違えば、笑いのセンスも違います。
実際どのように違うのか、またどちらのコメディが英語学習に役立つのか・・・

本日は、アメリカンコメディとブリティッシュコメディの違いについてご紹介したいと思います

なぜアメリカンコメディが英語学習に役立つのか?

~代表的なアメリカンコメディ~
・The Big Bang Theory (ビッグバンセオリー/ギークなボクらの恋愛法則)
・Friends (フレンズ)
・Scrubs (Scrubs~恋のお騒がせ病棟)
・Brooklyn 99 (ブルックリン99)
・Third Rock from the Sun (サード・ロック・フロム・ザ・サン)

1.アメリカンコメディの方が分かりやすい

アメリカンコメディは、笑うポイントが明確な為、英語学習にも役立ちます。

アメリカンジョークは、特に捻ったところがない上に、"ここ笑うこと!!"という主張が凄いので、笑うポイントを明確に把握することができます。
例え英語で見ていたとしても"あ~!ここが笑うところか~!"というのが見て分かるので簡単に楽しむことができます。
特に、それが少し古い作品になると余計にかもしれません。

アメリカンコメディはどういうわけか、たとえ理論物理学に関するものであっての比較的分かりやすいんです。
アメリカンコメディはどういうわけか、たとえ理論物理学に関するものであっての比較的分かりやすいんです。

なぜそれが面白いのか、なぜみんなが笑っているのかが見ていてすぐ分かる上に、本来の設定から外れることもなく物語が進行するので、英語で見ていても比較的疲れることもありません。

2.アメリカンコメディーは見ていて心地がいい

アメリカンコメディをしっかりと見てみると、遅かれ早かれいろいろな感情を目にすることができます。
イギリスの文化は、少し日本の文化に似ているところがあり、自分の本当の感情を激しく表に押し出すことはなく、社交辞令もよく使用します。
その為、少し冷たいと感じる人もいるかもしれませんが・・・
アメリカでは、そういった日本やイギリスの文化とは異なり、とてもオープンで自分の感情をどんどん表現します。
素直でストレートな内容の為、見ていて分かりやすくもあり、心地良くも感じるのでしょうね。

また、アメリカのコメディでは少しシリアスな物語が描かれることもあります。
ただ笑いだけを求めるのではなく、時には少し涙する場面があったりと、ただのおふざけで終わらないところがコメディの良さでもありますね!
それは、ブリティッシュコメディでも同じで、あれ?これってコメディ?というようなシーンも見ることができます。
が!しかし、アメリカンコメディと違い、ブリティッシュコメディではシリアスな場にふさわしくないネタ(いわゆるブラックジョーク)を放り込んでくることがあるので、気をつけましょう!

なぜブリティッシュコメディが英語学習に役立つのか?

~代表的なイギリスのコメディ~
・The IT Crowd (ハイっ、こちらIT課!)
・Monty Python’s Flying Circus (空飛ぶモンティ・パイソン)
・Green Wing (グリーン・ウィング)
・Spaced (スペースド)
・Peep Show (ピープ・ショー ボクたちの妄想族)
・Red Dwarf (宇宙船レッド・ドワーフ号)
・The League of Gentlemen (リーグ・オブ・ジェントルマン)

1.イギリスのコメディは少しシュール

イギリスのコメディはシュールで少しばかげているという風に言われています。
しかしそれは悪いことではなく、むしろシチュエーション別に色々な単語を学ぶことができるので、英語学習にはもってこいです!
シーンやジョークが早いテンポで変わっていくので、すべてのジョークを理解することは少し難しいかもしれませんが・・・
英語を聞いてすぐ理解する、"リスニングスキル"を強化するにはとてもいい方法です。

シナリオや設定にとらわれ過ぎていて、ときどき何が面白いのかが分かりにくい場合もありますが・・・
そんな時は、これもまたイギリスのお笑い文化かな!なんて大目にみてあげましょう

2.イギリスの映画は、登場人物を傷つけることをも恐れない

通常のコメディは、お笑いの他に少し悲劇的な要素を入れるなどして視聴者の同情を誘い、少しお涙頂戴の要素を含むことがありますよね?
しかし、イギリスのコメディはちょっと違います!
え?この人が主人公?!ええ?と思うような、少し残念なキャラクターを設定し、その主人公がしたとんでもない失敗をこれでもかとネタにするという、少しひどい内容が多いです。
その為、ちょっと笑えないな・・・なんてシーンもあるかもしれません。

ブリティッシュユーモアは負け犬を題材にし、さらに彼らを惨めにして笑いをとります。
ブリティッシュユーモアは負け犬を題材にし、さらに彼らを惨めにして笑いをとります。

たまに度が過ぎてしまい、少し気まずい状況になってしまうこともあるため、ブリティッシュコメディは”ブラックユーモア”と呼ばれるようになりました。
上記でもお伝えしたように、まじめな状況に対する場違いなリアクションが物語のコアになっているんです。

アメリカンコメディとブリティッシュコメディいい部分だけを混ぜることはできないの?

~アメリカンコメディとブリティッシュコメディを融合させた作品~
・Arrested Development:ブルース一家は大暴走!
・The Office (アメリカ):ジ・オフィス

上記のように、アメリカとイギリスの笑いを上手く融合させているものも中にはあります。
両方の要素を織り交ぜた作品は、どちらの文化も学ぶことができるので、これもまた英語学習向けと言えます。

実際のところ、人によってそれぞれ面白いと思うものは違うので、どちらのほうがいいとは一概には言うことはできません!
興味のある方は、両方を見比べてみて、自分に合うものはどちらなのか見つけてみてください

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